関門鉄道連絡船(読み)かんもんてつどうれんらくせん

世界大百科事典(旧版)内の関門鉄道連絡船の言及

【関門トンネル】より

…最初に造られた山陽本線用の鉄道トンネルの名称であるが,このほか関門海峡には道路用の関門国道トンネル,山陽新幹線用の新関門トンネルも建設されている。 現在の山陽本線は,当初から山陽鉄道会社によって建設され,1901年神戸~馬関(現,下関)間の全線開通と同時に関門鉄道連絡船による航路輸送が開始され,06年の鉄道国有化後も,長らく旅客は乗換えを,貨物は貨車航送を余儀なくされていた。30年代後半には日本の社会,経済,産業の発展から,本州~九州間の鉄道による輸送量が急増し,輸送力の増強,到達時分の短縮とともに,安定した陸路による一貫輸送の達成が強く要請され,軍事的配慮も加わって,関門海峡下に海底トンネルを建設する構想が推進された。…

※「関門鉄道連絡船」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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