闘蟋蟀(読み)とうしつしゅつ

世界大百科事典(旧版)内の闘蟋蟀の言及

【賭博】より

…これは古代中国でもっとも好まれた盤上遊戯であって,すでに春秋時代には遊ばれていたらしく,《論語》に〈博奕(奕は囲碁のたぐいという)みたいなものでも何もせぬよりましだ〉という孔子の言葉が記録されており,《韓非子》にも〈儒者は博をしない〉とみえ,のちに〈博〉または〈博奕〉が賭けごとの代名詞になったのは,上述の〈賭博〉の語が示すとおりである。というのも,勝敗の分かれる遊戯にはすべて賭博性があるからで,ほかに闘鶏,闘蟋蟀(しつしゆつ)(コオロギの闘戯),走狗(そうく)(ドッグレース),樗蒲(ちよぼ)(ばくち)などはいわずもがな,投壺(とうこ)(矢投げ),囲碁(),象戯(しようぎ)(中国式の将棋),双陸(すごろく),握槊(あくさく)(すごろくの一種)などにも金品が賭けられることがあった。賭博の弊害についてはつとに三国呉の韋昭が《博奕論》のなかで嘆いており,歴代の王朝もしばしば禁令を出したけれども,クビになった役人があとを絶たなかったのは,賭博のもつ魔性のゆえであろう。…

※「闘蟋蟀」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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