阮伯元(読み)げんはくげん

世界大百科事典(旧版)内の阮伯元の言及

【阮元】より

…中国,清の政治家・学者。儀徴(江蘇)の人。字は伯元。1789年(乾隆54)進士となり,累進して浙江・江西・河南の巡撫,湖広・両広・雲貴の総督などを歴任し,体仁閣大学士となった。清朝中期の大官として各方面に治績が多かった一方,学者としては宋学を排して漢学を宗とし,直接には戴震の学問を継承して言語や文字の研究から古代の制度や思想を解明しようとした。しかしその学問領域はきわめて広く,乾隆・嘉慶年間(1736‐1820)における考証学の集大成者で,詁経精舎(こけいしようじや)(浙江),学海堂(広東)を設立して学術を振興し,多くの学者を集めて書物の編纂事業を統督し,学界に貢献した。…

※「阮伯元」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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