世界大百科事典(旧版)内の防じんマスクの言及
【防毒マスク】より
… 火災現場など酸素の欠乏(酸素濃度が18%以下)するところやガス濃度の濃いところでは,空気マスク,酸素マスクを使用する。また,有害ガスなどと混在していない微粒子状物質の浮遊する環境下では,面体とろ過材とからなる防じんマスクが使用される。【鈴木 康夫】。…
【マスク】より
…顔にかぶるものをいい,仮面,面,衛生上の目的で用いられるマスク,野球やフェンシングで用いられる防具,水中マスクなどいろいろなものを含み,また顔つきなどを意味することもあるが,ここでは衛生上のマスクについて述べる。 衛生上のマスクには,主として呼吸器感染症などに際して日常ふつうに用いられるものと,浮遊粉塵などの多い環境下での作業に際して用いられる産業用とがある。前者はガーゼまたは木綿でつくられ,くしゃみや咳,あるいは談話の際に唾液や痰が飛散するのを防いだり,低温,低湿の空気を加温,加湿して刺激を和らげて感染を防いだり,症状の悪化を防ぐ目的で用いられる。…
※「防じんマスク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」