防災事業(読み)ぼうさいじぎょう

世界大百科事典(旧版)内の防災事業の言及

【防災】より


[防災基本計画]
 これは国の中央防災会議で定めるもので,災害の根絶を究極目標とし,最近の災害の実情に照らしながら,災害の未然防止,被害の軽減および災害復興のため行うべき施策の基本を定め,防災業務計画および地域防災計画作成の基準を示し,防災体制の前進を図ることを目的としている。内容としては,(1)防災体制の確立,(2)防災事業の促進,(3)災害復興の迅速適切化,(4)防災に関する科学技術の研究の推進の4本柱となっている。これらのことは一度に全部やることはできないので段階的に対応することとし,現状では迅速的確な応急対策の実施と災害から復興するための諸対策の推進が主体となっている。…

※「防災事業」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android