防護自切(読み)ぼうごじせつ

世界大百科事典(旧版)内の防護自切の言及

【カニ(蟹)】より


[自切]
 石などが落ちて脚が傷つけられたりすると,付け根近くの基節と底節の間にある特定の脱落面で脚を切り落として体液の流出を防ぐ。これは防護自切と呼ばれるが,一方,外敵に脚をつかまれたときに切り落として逃げるのが逃避自切である。いずれにしても,脱落面に再生芽ができ,数回の脱皮の後に原形に復する。…

※「防護自切」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む