《阿蘭陀禽獣虫魚図和解》(読み)おらんだきんじゅうちゅうぎょずわかい

世界大百科事典(旧版)内の《阿蘭陀禽獣虫魚図和解》の言及

【ヨンストン】より

…江戸時代,ヨンストンの《鳥獣虫魚図譜》(1660)の蘭訳本が日本に舶来した。幕府の医官野呂元丈は,通詞の通訳で,この本の内容について質問し,1741年(寛保1)に《阿蘭陀禽獣虫魚図和解(オランダきんじゆうちゆうぎよずわげ)》1冊をつくった。《鳥獣虫魚図譜》は日本の博物学にあまり役だたなかったが,その図が模写され,洋風画の発達には貢献した。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」