阿里乞(読み)ありき

世界大百科事典(旧版)内の阿里乞の言及

【酒】より

… 唐代における各地方の銘酒の名は《唐国史補》にあげられ,ブドウ酒など一部のものをのぞいて中国古来の黄酒系の酒でしめられている。今日,〈茅台酒〉をもって最高とされる白酒系の酒は,元代にその製法が南蕃(なんばん)から伝来し,〈阿里乞(アリキ)〉ないし〈阿剌吉(アラキ)〉とよばれて愛飲されたものに由来するという(アラク)。酒造の技術にかんしては北魏の賈思勰(かしきよう)の《斉民要術》,北宋の朱肱(しゆこう)の《酒経》,明の宋応星の《天工開物》などに記述があり,また明代には《酒史》や《酒顚(しゆてん)》などの酒徒の列伝も現れた。…

【焼酎】より

… 焼酎の起源は,西洋の蒸留酒と同様,ヘレニズム文化に求めることができる。中国には元朝(1260‐1368)に,現在の雲南地方から伝えられ,阿剌吉(あらき)または阿里乞(ありき)と呼ばれた。日本への伝来径路としては朝鮮半島説と南方海上路説がある。…

※「阿里乞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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