世界大百科事典(旧版)内の阿閇皇女の言及
【元明天皇】より
…第43代に数えられる奈良前期の女帝。在位707‐715年。天智天皇の第4皇女,母は蘇我倉山田石川麻呂の女姪娘(めいのいらつめ)。草壁皇子の妃,文武天皇,元正天皇,吉備内親王の母,持統天皇の異母妹。諱(いみな)は阿閇(阿陪)。和風諡号(しごう)を日本根子天津御代豊国成姫(やまとねこあまつみよとよくになりひめ)天皇という。706年(慶雲3)文武天皇が重病のため譲位しようとしたが,固辞して受けず,翌707年6月に没したことによって即位した。…
※「阿閇皇女」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」