世界大百科事典(旧版)内の院所宛の言及
【所宛】より
…所宛の史料的初見は909年(延喜9)であり,所宛が寛平~延喜初年(9世紀末~10世紀初)に始まったことを推定させる。(2)院宮 院庁で院司を御祈願所,御服所,仕所,別納所など所々の別当に補任する儀を院所宛といい,初見は984年(永観2)円融院所宛。東宮坊,中宮職で大夫,亮以下の職員を所々勾当,所預,史生等に補任する儀を,それぞれ東宮所宛,中宮所宛という。…
※「院所宛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」