陰性造影剤(読み)いんせいぞうえいざい

世界大百科事典(旧版)内の陰性造影剤の言及

【造影剤】より

… 造影剤の条件としては,(1)周囲組織とのX線吸収差が大きいこと,(2)毒性がなく,副作用が少ないこと,(3)検査後,排出,吸収が迅速に行われること,(4)経口的に用いる場合は飲みやすいものであること,の4点が求められる。造影剤は,X線吸収の大きい陽性造影剤と,透過しやすい陰性造影剤に大別される。
[陽性造影剤]
 X線が周囲組織よりも透過しにくい,原子番号の大きい物質で,硫酸バリウム剤,ヨード剤などがある。…

※「陰性造影剤」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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