陸軍航空部隊(読み)りくぐんこうくうぶたい

世界大百科事典(旧版)内の陸軍航空部隊の言及

【空軍】より

…第1次大戦以来の作戦教訓,航空兵器の進歩は空軍万能論と相まち,従来の陸・海軍支援(協同)作戦とともに独立して行う戦略航空作戦思想を定着させ,逐次イタリア,カナダ,ドイツ(1935年再軍備時)などが空軍を独立させた。 第2次大戦で空軍は,即応性,機動突破力,打撃力などの特性を生かし,ドイツ軍によるポーランド電撃作戦のような陸・海軍との協同作戦において主役的威力を発揮し,またイギリス空軍の国土防空やアメリカ陸軍航空部隊の対日戦略攻撃のような独立した航空作戦において,戦争を支配する力を実証した。特にイギリスのレーダー,アメリカのB29爆撃機,原子爆弾などのような新兵器,高性能兵器が航空戦力の向上に大きく貢献し,戦勢を左右した。…

※「陸軍航空部隊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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