階級闘争の制度化(読み)かいきゅうとうそうのせいどか

世界大百科事典(旧版)内の階級闘争の制度化の言及

【産業社会】より

…(9)高学歴社会が登場する。(10)ブルーカラー労働者のミドルクラス化,あるいはブルジョア化が生じ,資本主義社会の場合,団体交渉制度に代表される産業民主主義の発展,社会移動の活性化(とりわけ,学歴取得とホワイトカラーの増加に伴う活発な上向移動),ブルーカラー労働者の賃金・生活水準の上昇,労使紛争にかかわる調停・仲裁機関(労働委員会制度や労働裁判所)の創設などに支えられて〈階級闘争の制度化〉が一般化する。
[工業社会の批判]
 もっとも,こういった工業社会に関する多少とも楽観的で肯定的な見方は,ひとりマルクス主義によってばかりでなく,大衆社会論によっても批判にさらされてきた。…

※「階級闘争の制度化」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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