世界大百科事典(旧版)内の随伴行列の言及
【ユニタリ変換】より
…n次元複素ベクトル空間Cnにおける一次変換は複素数を成分とするn次正方行列で表される。そのような行列A=(aij)に対して,を成分とする行列(すなわちAの転置行列の複素共役)をAの随伴行列といい,A*で表す。U*U=UU*=1(単位行列)なる正方行列Uをユニタリ行列といい,ユニタリ行列で表されるCnの一次変換φをユニタリ変換という。…
※「随伴行列」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」