隷属農民(読み)れいぞくのうみん

世界大百科事典(旧版)内の隷属農民の言及

【奴隷】より

…奴隷は隷属者の部類に入るが,それが生み出される過程は,近隣共同体間の戦争のなかで,敗者が彼らの共同体を破壊され,その一部が勝者の奴隷にされるという過程であった。それゆえ奴隷は,自分がそのなかで生きてきた共同体が破壊されるか,あるいは自己の共同体から切り離されるという過程を通じて,そのような無権利の状態に落とされたのであって,征服された共同体が全体として隷属共同体として保存され,賦役や貢納を強制されるにいたった隷属農民とは区別されなければならない。 ミュケナイ時代のギリシア人の諸王国に,ホメロスに見られるギリシア人の王家の数十人の奴隷よりも多い数百人の奴隷がいたことが,線文字B文書の解読によって判明した。…

※「隷属農民」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む