《集団行動の経済学》(読み)しゅうだんこうどうのけいざいがく

世界大百科事典(旧版)内の《集団行動の経済学》の言及

【制度学派】より

… これに対し,コモンズの制度に対する関心は,民主主義的な制度改革のための処方箋をつくることにあった。彼は,たとえば《集団行動の経済学》(1950)において,個人の行動を規制する集団的行動準則を制度とよび,その制度によって私的な利害が調整され,さらには政府の介入のもとに公正な競争が達成される過程を説明したのである。このように実践的方向をめざしたコモンズ流の制度主義は,ニューディールをはじめとする経済改革の運動に大きな役割を果たした。…

※「《集団行動の経済学》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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