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雛屋立圃

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美術人名辞典の解説

雛屋立圃

江戸前期の俳人。京都生。姓は野々口、名は親重・庄右衛門。家業の人形屋より雛屋・紅粉屋という。松永貞徳に俳諧を学ぶが同門の松江重頼との確執により貞門から離れ独立、貞徳に対立する俳諧点者に成長し、多くの門人を擁した。作風は優美・温和で、俳諧論『河船徳万歳』、発句集『空つふて』等著書も多数ある。寛文9年(1669)歿、75才。

出典|(株)思文閣
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世界大百科事典内の雛屋立圃の言及

【犬子集】より

…俳諧撰集。松江重頼(しげより)編。1633年(寛永10)刊。江戸初期の俳諧の隆盛に対応し,天文年間(1532‐55)以降の作品を集めた撰集。書名は《犬筑波(いぬつくば)集》の子になぞらえたもの。読人不知と178人の作者の発句(ほつく)1654句,付句(つけく)1000組を,5冊17巻に収める。主な作者は貞徳,重頼,親重(立圃(りゆうほ)),徳元,慶友ら。作風は縁語・掛詞による〈見立て〉や故事・古典の立入(たちいれ)が主である。…

【立圃】より

…江戸前期の俳人。また,書画に巧みであった。姓は野々口,名は親重(ちかしげ),通称は伝に庄右衛門,市兵衛,宗右衛門,次郎左衛門など,別号は松翁,松斎,如入斎。雛人形の細工を業として雛屋(ひなや)と称し,紅粉(べに)染にも巧みで,紅屋,紅粉屋とも称した。京都の人。家業のかたわら,烏丸光広(からすまるみつひろ)に和歌を,猪苗代兼与(いなわしろけんよ)に連歌を学び,古典にも通じて《十帖源氏》《稚(おさな)源氏》を著した。…

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