世界大百科事典(旧版)内の離生雌蕊の言及
【めしべ(雌蕊)】より
…ラッカセイでは受粉後,子房柄が長く伸び出し土の中にもぐり,その先にある子房は土の中で実となる。 原始的な花では一つのめしべは一つの心皮からつくられていて,離生雌蕊(心皮)と呼ばれるが,多くの花では二つ以上の心皮が合着して一つのめしべとなっていて,合生雌蕊(心皮)という。離生雌蕊の花にはモクレン,イチゴのように多数のめしべをもつものもあるが,サクラやマメではめしべは1本である。…
※「離生雌蕊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」