難民の地位に関する議定書(読み)なんみんのちいにかんするぎていしょ

世界大百科事典(旧版)内の難民の地位に関する議定書の言及

【難民】より

…このように,難民に対してかなり手厚い保護を定めている条約であるが,その反面,適用を受けることのできるのは,〈1951年1月1日以前に発生した事件の結果〉として生じた難民に限られていた。しかし,その後も各地で多くの難民が生じつつある実情にかんがみ,1967年の〈難民の地位に関する議定書〉によって,この条約はすべての難民に拡大適用されることとなった。 日本も,インドシナ難民の流入という事態に対処するため,前記のように従来の〈出入国管理令〉を〈出入国管理及び難民認定法〉と改めるなど国内法を整えたうえで,本条約および上記議定書にあいついで加入した(1982年1月1日発効。…

※「難民の地位に関する議定書」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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