雨蛙不孝(読み)あまがえるふこう

世界大百科事典(旧版)内の雨蛙不孝の言及

【カエル(蛙)】より

…カエルの鳴声は古くから人々に注意され,カエルが交尾のため多数群れ騒ぐのを〈蛙の合戦〉と考えたりしたが,江戸時代にはカエルの中でもとくに声がよいカジカガエルを飼育して,その鳴声を楽しむことが流行した。川端の親の墓が大水で流されまいかと心配した息子がカエルになって鳴く〈雨蛙不孝〉の昔話に見られるように,アマガエルが気圧の低下に伴って鳴き出すことは経験的に知られていた。水稲栽培を中心とする日本では,天水は重大な関心事だったので,降雨を予報するカエルは人々の注目を集めた。…

※「雨蛙不孝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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