雲南回教徒(読み)うんなんかいきょうと

世界大百科事典(旧版)内の雲南回教徒の言及

【回教徒蜂起】より

太平天国の乱が拡大する状況の下で,清朝がイスラム教徒に対し,従来の和睦主義から強圧策に転じたことも反乱に影響を与えた。まず雲南回教徒(ビルマ人はパンゼーと呼称)は,1854年(咸豊4)楚雄府石羊銀廠の回漢鉱夫の衝突を発端として,雲南全域で反乱を起こした。首将杜文秀は大理を拠点に元帥と称し,清朝打倒を掲げた(72年鎮定される)。…

※「雲南回教徒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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