世界大百科事典(旧版)内の雲水量の言及
【雲】より
…氷晶の終端落下速度は氷晶の形で大幅に違い,たとえば直径1.53mmの針状結晶で50cm/s,3.26mmの平面樹枝状結晶で31cm/s,2.45mmの雲粒付き結晶で100cm/s,2.13mmのあられで180cm/sである。 一定体積中(1m3中)の雲粒の総量を雲水(くもみず)量という。これは層雲や高層雲などでは小さく0.05~0.5g/m3程度,小さい大陸性の積雲内で0.3~0.4g/m3程度,積乱雲中で1~3g/m3程度である(図3)。…
※「雲水量」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」