世界大百科事典(旧版)内の雷以諴の言及
【釐金】より
…釐金の名称は,従価100分の1(1釐)を課税することから出ている。刑部侍郎雷以諴(らいいかん)は,南京が陥落した1853年(咸豊3),揚州仙女鎮一帯の米商から,臨時戦費に当てるため捐金(えんきん)を徴発した。清朝政府もこれにならい,同年上海に釐局を設け,各地方にも兵餉(へいしよう)確保のために釐金の制を実施することを推奨した。…
※「雷以諴」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」