世界大百科事典(旧版)内の電力料金の言及
【価格形成】より
…このとき,設備を有効に使う一つの方法として,ピーク需要時の料金を高めに設定して,ピーク需要を抑制する一方,非ピーク時の料金を低くしてその期の需要を喚起する方策が考えられる。日本の電力料金にもこのような考え方がとり入れられ,真夏の工業用電力の単価は夏季以外の季節のそれよりも高くなっている。別の例として,夜間や日曜・祝日の長距離電話の割引制度や,公営バス・地下鉄の昼間の非ラッシュ時にだけ利用できる特別割引回数券などがある。…
※「電力料金」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」