世界大百科事典(旧版)内の電子ビームキュアリングの言及
【加速器】より
… 300kW以下の低エネルギー電子線加速器は表面塗装に利用されている。金属などへは,通常,塗料を塗布後,加熱により化学反応を誘起し硬化させる焼付け塗装を行うが,電子線で反応硬化(電子ビームキュアリングと呼ばれる)を行うことにより,塗料中の溶媒量を著しく減ずることができ,塗装表面の光沢や硬度も増大する。またフィルムや紙など熱に弱い基材にも塗装が可能となる。…
※「電子ビームキュアリング」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」