電気流体発電(読み)でんきりゅうたいはつでん

世界大百科事典(旧版)内の電気流体発電の言及

【MHD発電】より

…この方式は将来の高温原子炉などを熱源とした高効率発電方式として期待されている。また,電荷を帯びた粒子を気体,または液体の流れによって運び,電位差を生じさせる電気流体発電electrofluid dynamic generation of electricity(略してEFD発電)が提案されている。MHD発電に比べて高温を必要としないという利点はあるが,いずれも研究は学術的なレベルにとどまっている。…

【直接発電】より

…ところが,直接発電においては高温作動流体と接触する可動部分が存在せず,この材料問題が存在しないため,より高温の作動温度を設定でき,その結果熱効率の改善が実現されうるのである。 このような目的で研究されている方式としてはMHD発電のほか,EHD発電(電気流体発電),熱電子発電などがある。ここでEHD発電とは,高温高速の燃焼気体に電荷を与え,それを流れ方向に設置された正負電極の間に通して静電的に発電を行わそうとするもので,electrohydrodynamic generatorの意味である。…

※「電気流体発電」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」