世界大百科事典(旧版)内の電気計時の言及
【陸上競技】より
…かつてタイムの計測といえば,ゴールに居ならぶ計時員がスターターのピストルから上がる煙を見てストップウォッチを押し,ゴールのテープを切った瞬間止めるという手作業(手動計時)で行い,計時も10分の1秒単位であった。ところが1964年の東京オリンピック大会から全自動電気計時による写真判定が採用された。スターターのピストルが撃たれると同時に電気で連動して時計が動き始め,決勝線では,100分の1秒単位の目盛が記された写真の画面に競技者の走姿が写るしくみとなっている。…
※「電気計時」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」