電磁的分離法(読み)でんじてきぶんりほう

世界大百科事典(旧版)内の電磁的分離法の言及

【ウラン濃縮】より

…たとえば,ウランイオンを電磁気的な力によって前述の遠心分離機の回転胴の周速よりもはるかに速い速度で回転させることにより,回転軌道の半径方向にウラン同位体の比率に分布を生じさせてウラン濃縮を行うプラズマ遠心分離法,あるいは,一様な磁場の中でウランイオンのプラズマを,235Uイオンのサイクロトロン周波数に同調させた電場で励起して,235Uイオンのらせん軌道の半径を選択的に大きくし,238Uイオンから分離するイオンサイクロトロン共鳴法などがある。 その他のウラン濃縮法として,熱拡散分離法および電磁的分離法を挙げておく。両者はマンハッタン計画でガス拡散法とともに使われたが,効率が悪く,第2次世界大戦後は使用されなくなった。…

※「電磁的分離法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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