世界大百科事典(旧版)内の電算植字機の言及
【写真植字機】より
…このとき定められた1行の長さと仮定されたその行の長さの差がくさび形のカムの働きで語間のスペーシングに配分されて,一定の行長に写す。
[電算植字機]
日本文の場合,手動の写真植字機では,操作者が原稿に従っていちいちガラス文字盤から必要な文字を探してシャッターレバーを押すので,1時間に千数百字の印字が限度である。これを能率化するため,写真植字機とコンピューターとを組み合わせた電算植字法computer type‐setting(略称CTS)が開発され,目ざましい発展を遂げている。…
※「電算植字機」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」