電紋(読み)でんもん

世界大百科事典(旧版)内の電紋の言及

【雷】より

…その結果,体内を流れる電流(体内電流)だけでなく,体表に沿った空気中での放電,つまり沿面放電による電流が加わり,落雷にとって人体はきわめて通りやすい通路となっている(図4参照)。(3)沿面放電は,人体に火傷や電紋(赤灰色の細かい分枝をもつ樹枝状の模様)を生じさせるが,これは皮膚の軽度の熱傷で,容易に治癒する。(4)死因は呼吸停止,心臓停止で,体内電流によるエネルギー(電流×電圧×時間)が体重にくらべ一定量をこえるときに起こる。…

※「電紋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」