世界大百科事典(旧版)内の霊巌洞の言及
【金峰山】より
…一帯は金峰山県立自然公園,くまもと自然休養村に属し,名勝旧跡に富む。山の西肩に夏目漱石《草枕》ゆかりの峠の茶屋跡,北西麓に小天(おあま)温泉,西腹に宮本武蔵が《五輪書》を執筆した霊巌洞があり,洞内には岩戸観音がある。テレビ塔が立つ山頂には南北朝時代菊池武重が勧請した大和国金峰山(きんぷせん)の蔵王権現がまつられ,これが山名の由来となっている。…
※「霊巌洞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」