世界大百科事典(旧版)内の霊感寺の言及
【青竜寺】より
…現在,西安市街の東南約5kmの炉廟村にその遺跡があり,1973年に仏塔や仏殿の跡が発掘された。隋代の創建で初めは霊感寺といったが,唐の景雲2年(711)に青竜寺と改名。空海(弘法大師)は804年(貞元20)中国に留学し,この寺で恵果(けいか)阿闍梨から密教を授けられ,その後,円仁(慈覚大師),円珍(智証大師)らもここに滞在したことがあって,日中文化交流史上とくに記念すべき寺である。…
※「霊感寺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」