世界大百科事典(旧版)内の霧水量の言及
【霧】より
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[霧粒]
霧粒は直径数μm~数十μmの大きさで,1cm3の空気中に数個~数百個含まれている。また,単位体積中に霧粒として存在している水の量を霧水量(きりみずりよう)といい,海霧で1m3当り0.1~2g,放射霧で0.01~1g程度である。霧水量が多いときほど一般に視程は低下し,0.1g/m3のときの視程は数百mの程度であるが,0.5g/m3で100m,2g/m3で数十mとなる。…
※「霧水量」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」