世界大百科事典(旧版)内の露中宣言の言及
【キャフタ会議】より
…ロシアは問題解決のためまずボグド・ハーン政権と〈露蒙協定〉(1912)を締結,その自治を承認する一方経済権益を得た。ついで中国と〈露中宣言〉(1913)をとりかわし,中国の外モンゴルへの宗主権を認めるかわりに外モンゴルにおける経済権益を承認させた。かくしてこのモンゴル問題の最終的解決のため,ロシア,中国,ボグド・ハーン政権三者による会議がキャフタ(恰克図)において行われた(1914年9月~1915年6月)。…
※「露中宣言」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」