青石塔婆(読み)あおいしとうば

大辞林 第三版の解説

あおいしとうば【青石塔婆】

秩父青石で作った板碑いたび

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の青石塔婆の言及

【板碑】より

…関東地方のものは,現在までに約3万基が知られ,秩父産の青石(緑泥片岩)で作られ,薄く板状にはがれやすく加工もしやすい,という石材の特色を生かし,頭部を三角形とし,2本の溝状の線を刻み,梵字や画像で主尊の仏を表現するなど,形態的にすぐれ色も美しいものが多く,そのため,江戸時代から文人などに好まれてきた。板碑という名称もこの関東地方の板碑(武蔵型板碑,青石塔婆などともよばれる)にもっともふさわしいもので,東北地方などには,丸い自然石に仏の種子(しゆじ)と銘文が刻まれるだけのものもある。 板碑造立にこめられた信仰は,板碑の主尊や銘に刻まれた経典の一句(偈(げ))から知ることができるが,大半は阿弥陀仏に対する信仰(武蔵型板碑では8割以上)を表明し,偈の出典としては,法華経や浄土三部経から引かれることが多い。…

※「青石塔婆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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