世界大百科事典(旧版)内の青銅系合金の言及
【銅合金】より
…黄銅系の合金は鋳物としても使用され,黄銅鋳物,高力黄銅鋳物があるが,そのほかに4~5%のケイ素を含む銅‐ケイ素‐亜鉛合金はシルジン青銅と呼ばれ,鋳物として船舶用部品などに使われる。
[青銅系合金]
青銅系合金の主体はスズを合金元素とする青銅である。太古以来銅合金はもっぱら青銅であったために,今日でも青銅bronzeというと銅合金という意味に使われることがあり,まったくスズを含まないものでもマンガン青銅のように青銅と呼ばれるものがある。…
※「青銅系合金」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」