世界大百科事典(旧版)内の靖国神社の公式参拝の言及
【遺族会】より
… 日本遺族会は,靖国神社国家護持運動を推進したが,74年6月,靖国神社法案が野党の反対で5回目の廃案になった後は,〈英霊にこたえる会〉の結成(1976年6月)に大きな役割を果たし,首相・閣僚の公式参拝の要求と地方レベルでの〈英霊顕彰〉の運動を進めた。85年,中曾根康弘内閣が,靖国神社の公式参拝は合憲であるとの見解を示し,全閣僚(海外出張中の2名を除く)が公式参拝をするに及び,日本遺族会はその目的を一応達した。日本遺族会の歴代会長には安井誠一郎,賀屋興宣,村上勇,長谷川峻,橋本竜太郎がいる。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」