静的IPマスカレード(読み)セイテキアイピーマスカレード

デジタル大辞泉 「静的IPマスカレード」の意味・読み・例文・類語

せいてきアイピー‐マスカレード【静的IPマスカレード】

ポートフォワーディング

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ASCII.jpデジタル用語辞典 「静的IPマスカレード」の解説

静的IPマスカレード

アドレス変換を利用している環境で、インターネットにサーバーを公開するためのブロードバンドルーターの機能。静的IPマスカレードを利用すると、特定ポート番号に送られてきたパケットを、指定されたLAN内のマシンに転送できる。たとえば、LAN内で「192.168.1.100」というプライベートアドレスを割り当てたマシンをWebサーバーとして公開する場合、静的IPマスカレードで「80番ポート宛のパケットは192.168.1.100に転送する」というように設定する。これで、ルーターグローバルアドレスの80番ポート宛のパケットは、すべてWebサーバーに転送される。静的IPマスカレードは、LAN内のサーバーをインターネットに公開する目的のほか、複数のコネクションを利用するオンラインゲームなどを利用するときにも使われる。また、ベンダーによっては同機能を「バーチャルサーバー」や「ポートフォワーディング」といった名称で呼ぶ場合もある。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

期日前投票

期日前投票制度は、2003年6月11日公布、同年12月1日施行の改正公職選挙法によって創設された。投票は原則として投票日に行われるものであるが、この制度によって、選挙の公示日(告示日)の翌日から投票日...

期日前投票の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android