非アーベル群(読み)ひあーべるぐん

世界大百科事典(旧版)内の非アーベル群の言及

【ゲージ理論】より

…電磁気学は代表的なゲージ理論である。 電磁理論がアーベル群に基礎を置いたゲージ理論であるのに対し,1954年にC.N.ヤンとR.L.ミルズはこれを拡張して非アーベル群に基づくゲージ理論を考案した。アーベル群に基づくゲージ理論としての電磁気学では,ゲージ場としての光の場は電荷をもっていないが,非アーベル群に基づくゲージ理論ではゲージ場自身が電荷に対応する物理量をもち,ゲージ場自身の間の自己相互作用が生ずる。…

※「非アーベル群」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android