非標本誤差(読み)ひひょうほんごさ

世界大百科事典(旧版)内の非標本誤差の言及

【統計】より


[統計利用上の注意]
 統計数字は社会の現実を反映するものであるが,しかしそれを無批判に用いることは危険である。統計数字には標本調査の場合,標本の値と全体の値のくい違いを表す標本誤差が含まれるが,そのほか標本調査の場合でも全数調査の場合でも,非標本誤差が含まれている。非標本誤差には名簿の不完全さその他の理由からくる調査もれ,調査対象者の誤解あるいは故意による過大あるいは過小申告,調査あるいは回答の拒否,集計整表の際の誤りなどから生ずるものがある。…

※「非標本誤差」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」