非選択接触還元法(読み)ひせんたくせっしょくかんげんほう

世界大百科事典(旧版)内の非選択接触還元法の言及

【脱硝】より


[接触還元法]
 触媒と還元剤を用い,NOxを無害な窒素に還元する技術である。メタンCH4,一酸化炭素CO,水素H2などの還元剤を用いた場合(非選択接触還元法)は,還元剤と排ガス中の共存酸素の反応や二次公害成分の副生などの問題が生じる。 一方,NH3を還元剤に用いる接触還元法は,容易に高いNOx除去率が達成できるうえに排ガス中の酸素は除去効率を増大させること,二次公害源を副生しないことなどから,各種の固定発生源に適用されている。…

※「非選択接触還元法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android