非釣合舵(読み)ひつりあいかじ

世界大百科事典(旧版)内の非釣合舵の言及

【舵】より

…断面形状が流線形で,断面の厚さを厚くし,舵板に働く力の着力点が広い範囲の操舵角に対して移動しないようにくふうした釣合舵(舵板に働く力の着力点の直上に舵軸を設けた舵)をシンプレックス舵という。単板舵では舵の前端(船に近いほう)を回転軸とする形式の非釣合舵が多く,このような舵では舵板を回転させるのに大きなモーメントを要するが,釣合舵では舵軸にかかるモーメントが小さく,操舵機の馬力を小さくできる利点がある。エルツ舵は,全体としては流線形であるが,前方の約1/3は固定され,後方の部分のみが可動となっており,舵に働く力の一部を固定部に受けもたせることにより,操舵機の馬力を小さくできる,大舵角まで失速を起こさないなどの利点がある。…

※「非釣合舵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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