《革命軍》(読み)かくめいぐん

世界大百科事典(旧版)内の《革命軍》の言及

【辛亥革命】より

…孫文はつとに1894年(光緒20),興中会を組織して革命を唱えたが,革命風潮が高揚をみせるのは20世紀に入ってからのことである。1903年には100万部も出回ったろうと推定される鄒容(すうよう)の《革命軍》の刊行,清朝の権威失墜に終わった《蘇報》事件の発生など,世の耳目を聳動(しようどう)する大事件がつぎつぎと起こった。さらにその翌年を最後として科挙が廃止されると,知識人の革命化はおしとどめえぬ趨勢となった。…

【鄒容】より

…早くから日本語を学び,1902年日本に留学,03年帰国して上海の愛国学社に参加。この間,革命運動に参加,ロシアによる東北占領に抗議したが,とくに小冊子《革命軍》によって,共和革命論を鼓吹し,革命思想の普及に大きな功績をあげた。同年の蘇報事件で章炳麟(しようへいりん)とともに逮捕され,2年の懲役刑に処せられ,獄死した。…

※「《革命軍》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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