革装本(読み)かわそうぼん

世界大百科事典(旧版)内の革装本の言及

【装丁(装幀)】より

…15世紀の半ばごろまでつくられていたこのまばゆいばかりに飾りたてられた書物は,書物というよりは教会の備品の一部と考えたほうが適当で,本文の書写や製本も修道院内で修道士たちの手によってなされた。この時代に書物らしい書物がなかったわけではなく,修道士たちが使うものとして,より質素な革装本もあった。ほとんどが表紙に簡単な模様を空押し(からおし)しただけのものである。…

※「革装本」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む