世界大百科事典(旧版)内の韋端己の言及
【位相】より
…(1)数学用語。トポロジーtopologyともいう。数学において極限や連続の概念は中心的役割を演ずるが,これらの概念は実数の集合や平面上の点集合については“近さ”とか“近づく”といった概念を用いて定義される。つまり,これらの集合に対し,極限や連続の概念が定義できるのは,これらの集合が“近さ”とか“近づく”といった概念で表される構造を備えているからである。このような構造を位相という。位相構造は和や積の演算で与えられる代数構造とともに数学の骨格を形づくっており,現代数学のあらゆる部門で重要な概念である。…
※「韋端己」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」