《音楽論》(読み)おんがくろん

世界大百科事典(旧版)内の《音楽論》の言及

【ベネチア楽派】より

…ウィラールトの没後,楽長の地位は,ウィラールトの2人の弟子が続いて継承した。宗教的声楽曲やマドリガーレにおける詞の情感の表出に意を用いて半音階的手法や大胆な不協和音の使用を推し進めたフランドル出身のチプリアノ・デ・ローレCipriano de Rore(1515ころ‐65)と,宗教的声楽曲やマドリガーレを作曲し,とくに体系的な理論書《音楽論Le istitutioni harmoniche》(1558)で知られるツァルリーノである。また1613年にはルネサンス様式からバロック様式への転換に大きな役割りを果たしつつ聖俗の多くの分野で不朽の金字塔を打ち建て,初期のベネチア・オペラにも重要な貢献をしたモンテベルディが楽長になった。…

※「《音楽論》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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