世界大百科事典(旧版)内の音無神社の言及
【雑魚寝】より
…沿道の家々では男女が雑魚寝してお渡りを待ち,性的な行いも伴うので,種もらい祭ともいわれた。静岡県伊東市の音無神社の尻摘(しりつみ)祭として知られる11月10日の例祭は,暗やみのなかで祭典が行われ,神酒の杯を回すときに尻をつねって合図するのでこの名がある。一般におこもりとよばれるれる参籠は,修行僧などが堂宇にこもって神仏に祈願をこめる風習で,9世紀末から10世紀にかけて始まった。…
※「音無神社」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」