項中隔(読み)うなじちゅうかく

世界大百科事典(旧版)内の項中隔の言及

【うなじ(項)】より

…この部の皮膚ははなはだ厚く,上方の一部には頭髪がはえている。皮下には脊柱の棘突起と後頭骨との間に項中隔(または項靱帯(じんたい))という弾性靱帯があって,頭が前へのめるのをゴムのひものように後方へ引きとめている。項中隔の両側には筋肉(主として横突後頭筋)が堤防状に走っているため,うなじの外表には正中部に〈ぼんのくぼ〉というへこみがある。…

※「項中隔」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android