顆粒球(読み)カリュウキュウ

デジタル大辞泉 「顆粒球」の意味・読み・例文・類語

かりゅう‐きゅう〔クワリフキウ〕【顆粒球】

顆粒白血球

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

栄養・生化学辞典 「顆粒球」の解説

顆粒球

 ⇒多形核白血球

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の顆粒球の言及

【血球】より

…無脊椎動物の血球は一定の細胞回転をとらずランダムに産生されるが,一部の進化した動物群では脊椎動物の造血に類似した細胞回転のあることが知られている。鳥類までの脊椎動物の血球は,最も未分化な円口目メクラウナギ類を除き,赤血球,リンパ球と顆粒(かりゆう)球(この二つを合わせて白血球ともいう)および栓球の4種類が区別される。形態学的に,これらの動物では赤血球と栓球はともに有核細胞で,ともに血管内で産生される。…

【白血球】より

…無脊椎動物の白血球には,ホシムシ類の壺状体,環形動物の含糸細胞,甲殻類の爆発細胞,棘皮(きよくひ)動物の結晶構造など,きわめて特徴的な形態を示すものがある。脊椎動物の広義の白血球は,顆粒球,単球,リンパ球,形質球など,赤血球と血小板を除いた血中成分をいうが,狭義には顆粒球と単球をいう。ともに血管外の造血器(組織)内の幼若細胞より作られ,比較的幼若型で血管内に入り,全身に散布される。…

※「顆粒球」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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