風除林(読み)かぜよけばやし

世界大百科事典(旧版)内の風除林の言及

【防風林】より

…公共的な立場から,とくに必要とするときには防風保安林が指定される。森林が風を防ぐ効果があることは古くから知られており,風除林(かぜよけばやし)として作られてきた。例えば,山梨県小淵沢では1697年(元禄10)にマツを風除林として植えつけ,村中共同して管理することが村定(むらさだめ)に示されている。…

【森】より

…かつては〈森〉よりも〈山〉〈林〉の用語が多用され,近世各藩の管理する森林は〈御林(おはやし)〉〈御山(おやま)〉であり,村民が利用する森林は〈村持山(むらもちやま)〉〈郷林(ごうばやし)〉であった。また水源涵養(かんよう)林は〈水林(みずばやし)〉とか〈田山(たやま)〉と呼ばれ,海岸の防風・防砂林は〈風除林(かぜよけばやし)〉とか〈砂留山(すなどめやま)〉と呼ばれていた。明治期以後に外国語の訳語としてWald(ドイツ語),woodに〈森〉をあてたのが見られるようになった。…

※「風除林」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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